【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
嬉しそうに微笑んでいるレオナルドの表情にフランチェスカは悔しくて顔を背けた。
レオナルドは「嬉しい」と耳元で囁いた。
押されっぱなしのフランチェスカは悔しくなり、レオナルドを見つめていた。
すると彼はキョトンとした後にスッと頬を赤らめて視線を逸らした。
「レオナルド殿下も頬が赤いではありませんか!」
「そんな可愛らしい表情で見つめられたら誰だってそうなる」
「なっ……!そ、そんなリップサービスに騙されませんから」
「リップサービスじゃない。本心だ」
「ほっ、本心っ!?」
「ああ……自分が女性に対してこんなに愛おしい気持ちになったのははじめてだ。信じて欲しい。フランチェスカ嬢」
「……っ」
「可愛らしいフランチェスカ嬢を守ってあげたいと思う」
「レオナルド殿下、ストップです……!」
「ところで、フランチェスカと呼んでもいいだろうか?もっと親しい中になりたいんだ」
そんなふたりのやりとりをマラキはシュネーを抱えながらは窓から眺めていた。
ベネットは木の影で寝転んで欠伸をしている。
「ねぇ、シュネー。あのふたりって絶対に両想いだよね」
『ワンッ!』
「お似合いのふたりだね」
『ワンッ!』
このやりとりはフランチェスカとレオナルドがシュネーとマラキに気づくまで続いたのであった。
レオナルドは「嬉しい」と耳元で囁いた。
押されっぱなしのフランチェスカは悔しくなり、レオナルドを見つめていた。
すると彼はキョトンとした後にスッと頬を赤らめて視線を逸らした。
「レオナルド殿下も頬が赤いではありませんか!」
「そんな可愛らしい表情で見つめられたら誰だってそうなる」
「なっ……!そ、そんなリップサービスに騙されませんから」
「リップサービスじゃない。本心だ」
「ほっ、本心っ!?」
「ああ……自分が女性に対してこんなに愛おしい気持ちになったのははじめてだ。信じて欲しい。フランチェスカ嬢」
「……っ」
「可愛らしいフランチェスカ嬢を守ってあげたいと思う」
「レオナルド殿下、ストップです……!」
「ところで、フランチェスカと呼んでもいいだろうか?もっと親しい中になりたいんだ」
そんなふたりのやりとりをマラキはシュネーを抱えながらは窓から眺めていた。
ベネットは木の影で寝転んで欠伸をしている。
「ねぇ、シュネー。あのふたりって絶対に両想いだよね」
『ワンッ!』
「お似合いのふたりだね」
『ワンッ!』
このやりとりはフランチェスカとレオナルドがシュネーとマラキに気づくまで続いたのであった。