その恋愛がバツ訳
別れ
初めて出来た彼氏マサ。高校受験シーズンを迎えた私だったのだけど結構遊んでいた。友達のユウちゃんに誘われて今日はカラオケ♪
部屋に入ったら先客あり、(いつもの事かぁー。)ユウちゃんは特別可愛くないんだけど彼氏が毎回変わる。今日の先客は新しい彼氏とその仲間達。

「シズカちゃん肉まん食べる?」これが初めてマサとの出会い。

無事高校に合格した私はどんな訳かマサと付き合う訳になった。

マサは地元じゃ有名な馬鹿高の生徒。半端な不良でというかいまどきヤンキーで…。そうそう「盗んだバイクで走りだす〜♪」だっけ?あれを路でやっちゃうような奴。

そんな奴だから初Hまでの道のりは思ったより速かった。

私軽い訳じゃないんだけどなぁ〜。マサは出来るだけ一緒にいた。私の学校に行くのはマサの家の前をバスでとおらないといけないんだ。時々思うことがある。(マサと別れたら辛くてこの道通れなくなるんじゃないかって。)

マサと付き合って二年がたったころ一つ年上のマサは北海道にある専門学校に進学が決まった。

今考えればなんでもないことなのにあの時は離れることが一生の別れみたいに感じたんだ。
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