恋悩

彼の声が聴きたい__。

私・花星(かほ)は、今インフルエンザに感染して療養中だ。
具合が悪く、熱もあって辛い。

そんな辛い時はどうしても彼の声が聴きたくなる。


声優を目指している、爽やかイケメンの彼・流星(りゅうせい)。

どうしても彼の声が聴きたかった。
でも彼は受験生で、試験までは数え切れるほどに近い。

だから無理だ___。


そう諦めていた時、スマホが鳴った。
誰かからの電話だ。

私は名前を見ずに、その電話に出た。

「り、りゅ....う せい??」

「花星?大丈夫か??、」

「流星... ズズズッ」

「無理しなくていい。ゆっくり休めよ、、
じゃあな」

「あ、待って!!」


____________ップーー




涙がでた。
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