あなたと出会えて…
嘘だと言って…
《奈々Ver》
梅雨が明け、テストも終わりあとは夏休みを待つだけの学校生活を送っていた
私は特に何事もなく毎日楽しく生活していた
「奈々〜、次理科室だよー。早く行こ!」
「はーい!今行くー」
最近、紗英は理科室に行くときだけ授業開始の10分前には教室を出たがる
その理由は……
「あっ!いた!!ねぇねぇ、いたよ奈々!」
「ほんとだ。よかったね、紗英」
1つ上の先輩、2年生の男子が気になってるみたい
きっかけは、一週間前
部活が終わって帰ろうとしたら土砂降りの雨が降ってたらしく
傘を持ってなかった紗英はなかなか帰れなかった
『はぁ…。止まないな〜』
梅雨が明け、テストも終わりあとは夏休みを待つだけの学校生活を送っていた
私は特に何事もなく毎日楽しく生活していた
「奈々〜、次理科室だよー。早く行こ!」
「はーい!今行くー」
最近、紗英は理科室に行くときだけ授業開始の10分前には教室を出たがる
その理由は……
「あっ!いた!!ねぇねぇ、いたよ奈々!」
「ほんとだ。よかったね、紗英」
1つ上の先輩、2年生の男子が気になってるみたい
きっかけは、一週間前
部活が終わって帰ろうとしたら土砂降りの雨が降ってたらしく
傘を持ってなかった紗英はなかなか帰れなかった
『はぁ…。止まないな〜』