あなたと出会えて…

どうして…？


翼は何もしてないのに…私をただかばっただけなのに…


どうして翼が死ななきゃいけないの…？


この世に神様なんていないんだ…


あんなに必死に願っていたのに…


この時…、私は“神様“というものを信じる心を完全に失ったのだった





「少し…１人になりたい…」


散々お母さんに泣きつき、多少落ちついた


けど、まだ頭が翼の死を受け入れていなかった


「…分かったわ」


そうして、お母さんは去っていった