あなたと出会えて…
一体何が凄かったのか、頭に疑問符を浮かべていると


「だってさ?あんなに堂々と皆がいるところでドアを開けるなんて、凄くない?!」


急にそんな事を言いだした。


「凄くないよ!逆に悪目立ちしちゃったし…」


「そんなことないよ!皆もすごいって思ってると思うよ!」


「えぇー…。そうかな…?」


「うんうん!そうだよ!」


そう言ってニッコリと笑った笑顔は、天使並みの可愛さだった。


(よくよく見たら、この子超絶美人じゃん!?)


さっきから、何も考えてなかったけどこんな素晴らしいお顔を持った人と


私なんかが喋っていいわけないじゃないか!
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