悪役令嬢は全てを諦めたフリをしました。私の、つらい気持ちを救ったのは"いなり寿司"と"モフモフのあなた"だった。

主要キャラクター

◇ベロニカ・ロドリゲス(10)
 学園(16〜18)

 紫の髪と真紅の瞳。高熱のあと、自分が悪役令嬢ベロニカだと知る。婚約者候補として呼ばれた庭園での初顔合わせにスザーリン王子となぜかヒロインのミミリアがいた。

このとき悪役令嬢はいくら婚約者が好きでも、結ばれることはないのだと知る。徹底的に嫌われる物言いをして、婚約者になる事を回避しようとした。

その甲斐あってか婚約者にならずに済んだ。前世の知識を活かして石鹸、シャンプー、リンス、化粧水の開発。冷蔵庫などの開発する。薬として使われていた、お米の炊き方を伝えた。

ベロニカは楽しい日々を送るも。14となったベロニカをスザーリンはまた庭園へと呼ぶ。そして婚約者になってくれとベロニカに願う。

仕方なく学園の3年間だけ、婚約者となる契約者を交わす。

ベロニカは前世の記憶もあってか、出会った頃から、スザーリンが好きだった。この恋心を隠している。

趣味は料理でお弁当を作って、学園に通っている。

◇ スザーリン・シュラーリンゲル(10)
 学園(16〜18)金髪 碧眼の王子。

幼い頃からそばに居る、ミミリアが好き。婚約なんてしたくない。だが淑女らしく出来ない、ミミリアとの婚約は反対されている。仕方なく父上が選んだ、ベロニカと婚約をすることにした。

お花畑王子。

◇ 男爵令嬢ミミリア・デロンド(10)
 学園(16〜18)

ピンクプラチナ色の髪、琥珀色のパッチリした瞳。乙女ゲームのヒロイン。誰にも好かれる容姿をしている。転生者で乙女ゲームを知っている。1番最初にスザーリンを落として、ベロニカの邪魔をする。この世界は「あたしだけの世界」と思っている。

お花畑ヒロイン。


◇ ヒーロー 隣国の王子フォックス・フォークランド 
 学園(16〜18)キツネの獣人の王子。人懐っこい

 琥珀色の瞳と黄金色の髪。攻略者対象。

どうにか自国の食べ物を、シュラーリンゲル国で広める為に、学園に通っている。お稲荷さん、お味噌汁、キツネうどん、おにぎりなど。

ベロニカが喜んでお稲荷さんを食べる姿に、一目惚れをしている。

◇ミミリアが攻略した、攻略者達。

お花畑集団
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop