そのままの君がすきなんだってば!
―ヴーッヴーッ
携帯のバイブが鳴った。

誰だろう。そう思いながら
私は携帯を開いた。

――――――――――――――――
To:杏

今日は学校からまっすぐ帰って
来なさい。猛と響君がうちにくる
そうだから、よろしくな。

        お父さんより

――――――――――――――――

って、ええぇ!?
響さんがくるの!?何この展開!?

『華ちゃん!どうしよう!!
 今日響さんがお家に来ちゃう!!』
「本当に!?いいタイミングじゃん!
 仲良くなってきなさいよぉ☆
 そして連絡先も忘れずに、ね♪」
『うぅ、心の準備が…』
「何チキンなこと言ってるの!ほら、
 頑張って!!」

華ちゃん、ものすごい笑顔!
私も嬉しいんだけどさ、その…
やっぱ緊張するじゃん!///

ドキドキしながら私は家へと急いだ。
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