そのままの君がすきなんだってば!
会場に到着。
華ちゃんとロッカーに荷物を押し込む。
クルクルの巻髪、淡いピンク生地に
レース、パニエでふわふわになった
ドレス。刺繍の込んだヘッドドレスに
底の厚いお姫様みたいな靴。
そう、私たちは今ヴィジュアル系ロック
バンド、DI:のライブ会場に来ている
ロリータファッションのファンなのだ。
「この前新しいドレス買いに行って
よかったね!」
『うん!あーもうすぐ始まるよ!』
「やばいー緊張する!!」
がやがやとしている会場のライト
がふっと消える。
ズーン、ズーンと音がリズミカルに
流れる。メンバーが順番に出てくる。
「きゃーKYOさーん!」
華ちゃんが叫んだ。
KYOとはDI:のヴォーカルで
私は彼の大ファンなのだ。
「ほら、杏!KYOさん今日もめっちゃ
素敵だよ!」
『うん!かっこよすぎてもう、
めっちゃ泣きそう!』
きれいな肌に黒色のメイク、衣装も黒で
統一している。
ライブはモッシュ、ヘドバンをしている
人もいるし私みたいに見ているだけの
人、色々といる。
あぁ、幸せ。DI:に会えるなんて!
華ちゃんとロッカーに荷物を押し込む。
クルクルの巻髪、淡いピンク生地に
レース、パニエでふわふわになった
ドレス。刺繍の込んだヘッドドレスに
底の厚いお姫様みたいな靴。
そう、私たちは今ヴィジュアル系ロック
バンド、DI:のライブ会場に来ている
ロリータファッションのファンなのだ。
「この前新しいドレス買いに行って
よかったね!」
『うん!あーもうすぐ始まるよ!』
「やばいー緊張する!!」
がやがやとしている会場のライト
がふっと消える。
ズーン、ズーンと音がリズミカルに
流れる。メンバーが順番に出てくる。
「きゃーKYOさーん!」
華ちゃんが叫んだ。
KYOとはDI:のヴォーカルで
私は彼の大ファンなのだ。
「ほら、杏!KYOさん今日もめっちゃ
素敵だよ!」
『うん!かっこよすぎてもう、
めっちゃ泣きそう!』
きれいな肌に黒色のメイク、衣装も黒で
統一している。
ライブはモッシュ、ヘドバンをしている
人もいるし私みたいに見ているだけの
人、色々といる。
あぁ、幸せ。DI:に会えるなんて!