そのままの君がすきなんだってば!
ぱたん。
会議室に入る。
「杏ー!!おはよう!
 大体資料まとめといたよ!」
『華ちゃん!ありがとー!助かる♪』

堅苦しい空気が一気になくなる。
彼女の名前は、西山 華。
副生徒会長だ。
華ちゃんは皆と違って
学力の特待生で入ってきた子で
私が唯一、素で喋れる親友である。

「ねぇねぇ、今日帰りに
 CD屋さん寄るでしょ!?」
『もちろん!一ヶ月も前から
 予約してたんだもん!』

他愛のない会話で盛りある。
いいな~この時間。
落ち着く。

「ついでにいつものカフェでお茶しよ♪
 新作のケーキ出てたよ!」
『ほんとに!?すごい楽しみー!!』
「よし!じゃぁ、仕事早く終わらせよ!」
『うん!』

生徒会の仕事を進める。
華ちゃんとなら、楽しくて仕事もはかどって
なんでもできちゃう♪

ケーキ、楽しみ☆

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