そのままの君がすきなんだってば!
―食事会当日

ピンポーン
「こんにちはー!」
『華ちゃん!いらっしゃい!』

「相変わらず杏の家大きいよね!
 迷子になりそう!笑」
『そんなことないよ!笑
 もう食事できてるからちょっと
 そこに座ってて!』

すると、またインターホンが鳴る。
ピンポーン
「こんにちは、お邪魔します。」

「『響さん!』」
華ちゃんと声がかぶっちゃた!
だって早く会いたくて、待ち遠しかった
んだもん!華ちゃんもきっと早く響さん
のこと見たかったんだよね。

「杏さん、お久しぶりです。」
『いらっしゃい、響さん!
 紹介しますね、こちら私の大親友!
 西山 華さんです。』

「西山 華です。はじめまして。」
「安西 響です。よく杏さんから
 華さんのお話伺ってますよ。」
にっこりほほ笑む響さん。それに対して
あれ…?華ちゃん…


笑ってない。
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