そのままの君がすきなんだってば!
『え?』

「だから、DI:のKYOだよ!
 響さん…化粧してないからわかりづらい
 けど、絶対KYOだよ!」

『まさか!だって響さんはお父さんの
 会社の常務をやってるんだよ!?
 まさか…そんなわけ…』

「でもほら、似てない?確信があるわけじゃ
 ないけどさ…」

『そう言われると…なんとなく似てる気も…』

「とりあえずさ、これから少し気にしてみて
 みたら?って私びっくりしすぎちゃって
 かなり無愛想になっちゃったけど大丈夫
 だったかな!?笑」

『あ、うん!大丈夫!っていうか私が
 焦っちゃたもん!笑
 華ちゃんがトイレ行ってるとき、響さん
 がとてもいい子だねっていってた☆』

「やーん、嬉しい!笑
 じゃぁ私もそろそろ…」

『え~!華ちゃん今日泊まっていってよぉ!』

「しかたないなー!笑」

そうしてこのままお泊りになった。
話題はもちろん響さんのこと。

本当にKYO?
だとしたら何故、言ってくれないの?

なんだか、響さんが遠い…

 

 

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