女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
初めての経験に戸惑うばかりだ。しかも内診するのは初恋の幼馴染。
いろんな意味でショック。ああ、どうして今日慶子さんが診察じゃなかったの?
「慶子さんならよかったのに……」
まだ納得できずブツブツ言いながらジーンズとショーツを脱ぐと、看護師に声をかけた。
「あの……準備できました」
か細い声になってしまったのは仕方がない。未知の世界で怖すぎる。
「では、内診台に座ってください」
看護師に言われて、内診台に座ると、遊園地のアトラクションのように椅子がウイーンと音を立てて動き出した。
きゃっ!
心の中で悲鳴を上げて、おろおろする私。
近くで玲人くんと看護師の声が聞こえ、身体が硬直した。
カーテンがあって顔が見えないけど、それでホッとなんてできない。
なんで初恋の人に触診されなきゃいけないの!
怖さ半分、恥ずかしさ半分。
次に玲人くんと話す時はお面でもつけていたい。
「木村さん、力抜いてください」
玲人くんに注意されたけど、自分でもどうにもできなかった。
内診され、エコーの写真も何枚か撮られた。
「一応、子宮頸癌の検査もしておきます」
いろんな意味でショック。ああ、どうして今日慶子さんが診察じゃなかったの?
「慶子さんならよかったのに……」
まだ納得できずブツブツ言いながらジーンズとショーツを脱ぐと、看護師に声をかけた。
「あの……準備できました」
か細い声になってしまったのは仕方がない。未知の世界で怖すぎる。
「では、内診台に座ってください」
看護師に言われて、内診台に座ると、遊園地のアトラクションのように椅子がウイーンと音を立てて動き出した。
きゃっ!
心の中で悲鳴を上げて、おろおろする私。
近くで玲人くんと看護師の声が聞こえ、身体が硬直した。
カーテンがあって顔が見えないけど、それでホッとなんてできない。
なんで初恋の人に触診されなきゃいけないの!
怖さ半分、恥ずかしさ半分。
次に玲人くんと話す時はお面でもつけていたい。
「木村さん、力抜いてください」
玲人くんに注意されたけど、自分でもどうにもできなかった。
内診され、エコーの写真も何枚か撮られた。
「一応、子宮頸癌の検査もしておきます」