女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
「なにを今更。もうこの目でだってよく見て知ってるんだけど」
 意地悪く笑って彼は私の足を開かせると、唇でも触れてきた。
 生暖かい吐息。
 秘部の中で動く舌。
「あ……ああっ」
 今起こっていることが信じられなくて、彼を止めようとするが、甘い痺れに襲われ声にならない。
 指でも刺激してきて、身体がビクビクした。
「軽くいったね。まだまだだよ」
 軽くいった?
 玲人くんが言った言葉の意味を理解する間もなく、彼は私の身体中を愛撫してきた。
 口と手を使って探索するように私の身体を弄る。
 その度に喘いで、喉がカラカラ。
 でも、唇は……彼に何度もキスされて濡れている。
「その顔……すごくそそる」
 玲人くんの声もなんだか掠れ気味。
 いつの間にかお互い裸になっていて、彼の肌の熱を直に感じた。
 でも、彼はなかなか身体を重ねてこない。
 繰り返し私の秘部に触れて、刺激してくる。
「ああっ……ん」
 身体を弓なりに反らし喘ぐ私。
 シャンパンの酔いが回ってきたのか、どこか夢心地で、私の喘ぎ声も他人のもののように聞こえてきた。
 乱れる私を見て彼が微かに笑う。
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