女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
古くからいるベテラン看護師に言われたが、玲人くんは気にせず無表情で返した。
「医療行為だよ。木村さん、いくら若くても検診は定期的に受けなさい。目の下の隈も凄いがまだ眠れないの?」
医師として気にかけてくれているのだろうが、今はもうどうでもいい。
穴があったら入りたい。
「……ええ。まあ。……お世話になりました」
玲人くんの顔を見ずに話を終わらせて、診察室を出る。
今日は厄日かもしれない。
玲人くんに内診されるなんて、一生立ち直れないかも。
受付で支払いをして、処方箋をもらい薬局に寄る。
もうそれだけでぐったりしていた。玲人くんに内診されたショックもある。
横にベッドがあればすぐに寝たい。
薬をもらって薬局を出ると、なぜか黒のパンツにブルーのシャツを着た玲人くんがいて驚いた。
「あっ、玲人くん。薬局に用?」
そう尋ねながらも、内診をされたこともあって彼から微妙に視線を逸らした。
「いや、家近くなんだよね? もう診察終わったし、送ってく」
恐らくカルテかなにかに書かれた住所を見たのだろう。
「医療行為だよ。木村さん、いくら若くても検診は定期的に受けなさい。目の下の隈も凄いがまだ眠れないの?」
医師として気にかけてくれているのだろうが、今はもうどうでもいい。
穴があったら入りたい。
「……ええ。まあ。……お世話になりました」
玲人くんの顔を見ずに話を終わらせて、診察室を出る。
今日は厄日かもしれない。
玲人くんに内診されるなんて、一生立ち直れないかも。
受付で支払いをして、処方箋をもらい薬局に寄る。
もうそれだけでぐったりしていた。玲人くんに内診されたショックもある。
横にベッドがあればすぐに寝たい。
薬をもらって薬局を出ると、なぜか黒のパンツにブルーのシャツを着た玲人くんがいて驚いた。
「あっ、玲人くん。薬局に用?」
そう尋ねながらも、内診をされたこともあって彼から微妙に視線を逸らした。
「いや、家近くなんだよね? もう診察終わったし、送ってく」
恐らくカルテかなにかに書かれた住所を見たのだろう。