女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
「慶子さん、今日学会じゃなかった?」
「夕方東京に帰って来たんだ。それで、お前の着替えを頼んでおいたら持ってきてくれた」
玲人くん、気が利く。下着替えたかったから、ちょうどよかった。
「ありがとう。今度慶子さんに会ったらお礼言わないと。……うわっ!」
紙袋の中をチェックすると、ブランド物の服がたくさん入っていた。ほとんど新品に近い状態。
私が四条家に住んでいた時も、彼女は『これ着ないから』と高そうな服をたくさんくれた。 いや、服だけではない。学校に通ってた頃は文房具とかバッグもくれて、とても助かっていた。
紙袋の中に下着の入ったビニール袋があって、確認すると、黒いレースの透け透けの下着があって絶句した。
慶子さんのメモまであって、【これで玲人を悩殺しなさい】と書いてある。
慶子さん、無理無理。絶対無理。
彼女のメモを見ていたら、玲人くんがそれをサッと奪って目にし、クスッと笑った。
「俺を悩殺ね」
「……しないから安心して」
赤面しながら彼に言い返す。
「夕方東京に帰って来たんだ。それで、お前の着替えを頼んでおいたら持ってきてくれた」
玲人くん、気が利く。下着替えたかったから、ちょうどよかった。
「ありがとう。今度慶子さんに会ったらお礼言わないと。……うわっ!」
紙袋の中をチェックすると、ブランド物の服がたくさん入っていた。ほとんど新品に近い状態。
私が四条家に住んでいた時も、彼女は『これ着ないから』と高そうな服をたくさんくれた。 いや、服だけではない。学校に通ってた頃は文房具とかバッグもくれて、とても助かっていた。
紙袋の中に下着の入ったビニール袋があって、確認すると、黒いレースの透け透けの下着があって絶句した。
慶子さんのメモまであって、【これで玲人を悩殺しなさい】と書いてある。
慶子さん、無理無理。絶対無理。
彼女のメモを見ていたら、玲人くんがそれをサッと奪って目にし、クスッと笑った。
「俺を悩殺ね」
「……しないから安心して」
赤面しながら彼に言い返す。