女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
ええ。ええ。わかっていますとも。私は玲人くんに女として見られてませんから。
それに具合が悪くて忘れてたけど、今日彼に触診だってされたのよ。
あ~、思い出したらまた穴に入りたくなってきた。
「賢明だね」
メモを私に返す玲人くんを直視できなくて、「あの……シャワー浴びたいんだけど」と唐突に言って席を立つ。
「どうぞ。タオルとかは棚のを適当に使って」
「うん。ありがと」
玲人くんの顔を見ずにバスルームに行くと、しゃがみ込んでハーッと息を吐いた。
赤面しすぎて顔が熱い。やっぱりお面が欲しい。
心が落ち着いてから脱衣所で服を脱ぐが、洗面台がふたつもあって驚く。
「まるでホテルだね」
浴室に入ると、お風呂とシャワーブースがあった。
私のアパートの狭いバスルームとは大違い。うちはシャワーしかないもん。
あのお風呂に毎日浸かったら気持ちいいだろうな。入浴剤とか日によって変えて……。
ああ~、なんて贅沢。現実は入浴剤買う余裕もないけどね。
それに具合が悪くて忘れてたけど、今日彼に触診だってされたのよ。
あ~、思い出したらまた穴に入りたくなってきた。
「賢明だね」
メモを私に返す玲人くんを直視できなくて、「あの……シャワー浴びたいんだけど」と唐突に言って席を立つ。
「どうぞ。タオルとかは棚のを適当に使って」
「うん。ありがと」
玲人くんの顔を見ずにバスルームに行くと、しゃがみ込んでハーッと息を吐いた。
赤面しすぎて顔が熱い。やっぱりお面が欲しい。
心が落ち着いてから脱衣所で服を脱ぐが、洗面台がふたつもあって驚く。
「まるでホテルだね」
浴室に入ると、お風呂とシャワーブースがあった。
私のアパートの狭いバスルームとは大違い。うちはシャワーしかないもん。
あのお風呂に毎日浸かったら気持ちいいだろうな。入浴剤とか日によって変えて……。
ああ~、なんて贅沢。現実は入浴剤買う余裕もないけどね。