聖母のマリ子
「マリコ‥‥かわいい‥‥愛してる」
絶え間なく愛を囁き続ける無敵要塞エドにタジタジとしながらも、どうにか巻きでことを進めたいハリボテ聖母の私‥‥この争い、どう見てもエドが優勢である。
いつの間にやら防戦一方となり、抵抗力まで奪われていく。そ、そうだ‥‥こうなったら肉を切らせて骨を断つ、それしかない。
「エ、エド?お願い‥‥私、もう欲しくて堪らないの‥‥来て?」
背水の陣で渾身の誘い文句を捻り出す。これで駄目ならもう打つ手がない。頼むから、ここらで勘弁して欲しい。
「ふふっ。マリコのおねだり、堪らないな。でも駄目だよ。そのお願いはまだ聞いてあげられないんだ。私を受け入れてもらうには、マリコをもっととろけさせないと‥‥」
そう言って、エドがエドのエド様を私の太ももに擦りつけてきた。
‥‥ん?‥‥え?ちょっと待って?何それ、なんかちょっと、おかしくない?
エドのエド様は、私が知ってるそれとは明らかに存在感が違うように思えた。
「‥‥エ、エド?それ、ちょっと確認させて?」
「私は構わないが、見ない方がいいのでは?」
エドはそう言いつつも抵抗するつもりはないようで、私は恐る恐る手を伸ばしてエドのエド様を寝間着のズボンから取り出した。
「‥‥‥‥っ!」
視界に入ったエド様に驚き、私は絶句した。
エド様は、私の想像を軽く2倍は越えるサイズ感だったのである。
嘘でしょ!?こんなの入るか!?‥‥いや、赤ちゃんが出てくるくらいなんだし無理ではないのか?ん?ちょっと待って。私、処女じゃないよね?私の体、どこまで若返ってるんだ?処女にこのサイズは無茶じゃない?いや、処女じゃなくても厳しいだろ!?
「マリコ‥‥大丈夫だから、私に任せて?マリコは気持ち良くなることだけを考えてればいい」
テンパり散らかしている私をスルーして、エドが一気に攻めに転じた。これまでのアレコレは、彼にとってはお遊びみたいなものだったのだろう。そこからは、もう何がなんだかわからなくなってしまった。
前世の経験で唯一役に立ったのは快感の拾い方を知っていたことだろう。エドの努力の甲斐もあって、私は無事にエド様を受け入れることに成功した。
だが、そこに至るまでに私はエドによってドロドロになるまでとかしつくされ、その前後の記憶は曖昧だ。
「はあ‥‥マリコ、すまない。君への想いが強過ぎて、かわいそうだが止められそうにない‥‥」
薄れゆく意識の中で、そんな不穏な言葉を聞いた気もするが、多分あれは夢じゃない。
朝方、私は冗談抜きで身動きできなくなっていて、あれが現実であったと確信した。
絶え間なく愛を囁き続ける無敵要塞エドにタジタジとしながらも、どうにか巻きでことを進めたいハリボテ聖母の私‥‥この争い、どう見てもエドが優勢である。
いつの間にやら防戦一方となり、抵抗力まで奪われていく。そ、そうだ‥‥こうなったら肉を切らせて骨を断つ、それしかない。
「エ、エド?お願い‥‥私、もう欲しくて堪らないの‥‥来て?」
背水の陣で渾身の誘い文句を捻り出す。これで駄目ならもう打つ手がない。頼むから、ここらで勘弁して欲しい。
「ふふっ。マリコのおねだり、堪らないな。でも駄目だよ。そのお願いはまだ聞いてあげられないんだ。私を受け入れてもらうには、マリコをもっととろけさせないと‥‥」
そう言って、エドがエドのエド様を私の太ももに擦りつけてきた。
‥‥ん?‥‥え?ちょっと待って?何それ、なんかちょっと、おかしくない?
エドのエド様は、私が知ってるそれとは明らかに存在感が違うように思えた。
「‥‥エ、エド?それ、ちょっと確認させて?」
「私は構わないが、見ない方がいいのでは?」
エドはそう言いつつも抵抗するつもりはないようで、私は恐る恐る手を伸ばしてエドのエド様を寝間着のズボンから取り出した。
「‥‥‥‥っ!」
視界に入ったエド様に驚き、私は絶句した。
エド様は、私の想像を軽く2倍は越えるサイズ感だったのである。
嘘でしょ!?こんなの入るか!?‥‥いや、赤ちゃんが出てくるくらいなんだし無理ではないのか?ん?ちょっと待って。私、処女じゃないよね?私の体、どこまで若返ってるんだ?処女にこのサイズは無茶じゃない?いや、処女じゃなくても厳しいだろ!?
「マリコ‥‥大丈夫だから、私に任せて?マリコは気持ち良くなることだけを考えてればいい」
テンパり散らかしている私をスルーして、エドが一気に攻めに転じた。これまでのアレコレは、彼にとってはお遊びみたいなものだったのだろう。そこからは、もう何がなんだかわからなくなってしまった。
前世の経験で唯一役に立ったのは快感の拾い方を知っていたことだろう。エドの努力の甲斐もあって、私は無事にエド様を受け入れることに成功した。
だが、そこに至るまでに私はエドによってドロドロになるまでとかしつくされ、その前後の記憶は曖昧だ。
「はあ‥‥マリコ、すまない。君への想いが強過ぎて、かわいそうだが止められそうにない‥‥」
薄れゆく意識の中で、そんな不穏な言葉を聞いた気もするが、多分あれは夢じゃない。
朝方、私は冗談抜きで身動きできなくなっていて、あれが現実であったと確信した。