嘘つき令嬢は多情な侯爵様に、真実の愛を囁きたい
キャラクター設定
○ヒロイン
名前:セイラ・ウィルソン 伯爵令嬢
年齢:18歳
性別:女
外見的特徴:シルバーブロンドのストレートのロングヘア。青い瞳。
身長:165cm
――
ウィルソン伯爵の長女。父と後妻、3歳の弟と暮らしている。父と義母に疎まれながら静かに暮らしている。
金がもったいないとの短絡的な理由でデビュタントにも出席させられず、もちろん異性との出会いも全くない。
亡き祖母が少女時代に集めたロマンス小説を読むことがなによりの楽しみとしている。
基本は大人しく、穏やかな性格。一方で政略結婚を打診を機に一念発起し「一度でいいから素敵な恋がしたい」と舞踏会へもぐりこもうとするなど、大胆な面もある。
侯爵に出会ってからは、彼が相手をしてくれるようにロマンス小説の設定を駆使して「恋多き女」を装っている。

○ヒーロー
名前:ジルベルト・マンチェスター 侯爵
年齢:25歳
性別:男
外見的特徴:赤みがかった金髪、ゆるくウェーブした短い髪。緑の瞳。
身長:185cm
――
早々と引退した父の跡を継ぎ、20歳から侯爵を名乗っている。「人生楽しめるうちが華」と、その美貌から異性関係が乱れている。まだまだ結婚して落ち着く予定はない。お互いの為無垢そうな令嬢には手を出さないのを主義としている。
享楽的な思考かと思えば領地経営等については堅実に行っており、だらしがないのは異性関係だけである。
謎の令嬢セイラの登場により、自分のペースが乱され始めるがそれも面白いと感じている。

○幼馴染み
名前:ダニー・ジョーンズ 子爵子息
年齢:18歳
性別:男
外見的特徴:ライトブラウンの髪色、短髪。
身長:180cm
――
ジョーンズ子爵の二男。領地経営の補佐見習い中。
セイラの良き相談相手でもあるが、実はセイラが好き。
意を決してセイラに駆け落ちを持ちかけるも玉砕。
その理由に侯爵が関わっていると知り、突撃しにいくなど後先考えない熱血漢である。
セイラの幸せを第一に考えており、自分では幸せにできないと悟ると、侯爵にセイラに会いに行くよう話をしに行く。

○幼馴染み
名前:ルイーゼ・ラインハルト 伯爵令嬢
年齢:18歳
性別:女
外見的特徴:ダークブラウン髪を肩にかかる程度でカットしている。メガネをかけている。平凡な容姿。
身長:160cm
――
ラインハルト伯爵の一人娘。セイラの協力者。ドレスや髪飾りなどを貸してその恋を応援している。
実はダニーのことが好きだが、ダニーはセイラのことを好きだとも知っている。地味な自分は友人止まりだと、ある意味自分の恋は諦めている。
なのでセイラには自分の分まで頑張って、恋を成就してほしいと思っている。

○ウィルソン家 乳母兼メイド
名前:マーサ
年齢:50代
性別:女
外見的特徴:ふっくらとした肝っ玉母さんといった風貌
――
セイラが赤子の時から世話をする。自分の子のようにセイラを可愛がっていて、屋敷の主のセイラへの仕打ちに怒りを感じている。
セイラが侯爵へ会いに行く際、度々手を貸している。

○マンチェスター侯爵家 執事
名前:ヘンリー
年齢:60代
性別:男
――
信頼の置ける執事。
侯爵の愚痴にも的確な助言をする侯爵家の良心的存在。
ユーモアセンスがある。

○セイラの(自称)婚約者
名前:ジョン・テイラー 商会会頭
年齢:50代
性別:男
外見的特徴:巨漢。脂ぎったいやらしくニヤついた顔をしている。
――
セイラの両親の借金のかたに結婚を打診してきた。
貴族との縁続きを目的としているが、屋敷に挨拶に着た時セイラを見て「これは夜も楽しめそうだ」と内心舌なめずりをしている。愛人も多数いる。

○セイラの両親
父:年齢50代。享楽的思考で領地経営の才能が全くなく代々からの資産を食いつぶしている。楽して大儲けできるという話にすぐに引っ掛かる。妻に頭が上がらず、セイラを一緒になって蔑ろにしている。
義母:年齢30代。強欲。父の地位を狙って後妻に入るも大した資産がなかった為、騙されたと思っている。その為憂さ晴らしも兼ねて散財をし続けている。
トビーを盾にして「この子の代まで借金まみれにさせたくなければ結婚しろ」とセイラに命令する。

○セイラの弟
名前:トビー
年齢:3歳
――
無邪気な天使。唯一セイラと仲が良い。
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