嘘つき令嬢は多情な侯爵様に、真実の愛を囁きたい

3話

しかしその相手とは遊び慣れた婦人としか火遊びをしないと公言する悪名高き放蕩侯爵、ジルベルト・マンチェスターのことだった。

友人ルイーゼは難色を示すもセイラの決意は変らない。
結局ルイーゼと家のメイド達の助けを借りて、再度舞踏会へと潜り込む。
なんとかジルベルトに近づき会話を試みるが「君のように無垢なお嬢さんとはお近づきにならないようにしているんだ」と魅惑的な微笑みと共に拒絶をされてしまう。
「あら、私が無垢だなんて誰が言いまして?」咄嗟にセイラは知ったかぶって恋愛豊富な令嬢の振りをしまう。
本を沢山読破しているセイラとの会話はウィット富んでいる。
楽しい時を過ごせたとジルベルトは、セイラを気に入りデートに誘うのだった。
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