溺愛社長の2度目の恋
もう一度、夏音が去っていった方向を振り返る。
いくら事情があったからといって、夏音はこんな僕を許してくれるだろうか。
ううん、許してくれなくてもいい、彼女が幸せでありさえすれば。
早く全部片付けて君のもとへ帰るよ。
だからそのときは存分に、僕を罵っておくれ。
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