誰にも言えない秘密の恋をしました (君にこの唄を捧ぐ)
なぜ緊張してるのか分からないが、心菜はバタバタと背中を向けて洗面所に行ってしまう。
「絶対、入って来ないで。」
ドア越しに顔だけ覗かせて念押しされる。
はぁ。大人しく待つしか無い…。
俺は寝室を出て、ダイニングテーブルに置かれた飲みかけのシャンパンを、グイッと飲み干す。
ネクタイを外して窓からの夜景をぼんやりと見下ろす。
しばらくそうしていると、ガチャっとドアが開き心菜がガウンを羽織って出て来た。
「あれ?」
寝室に行ったら俺がいないから若干慌てた声を出している。
俺はゆっくり背後から近付きぎゅっとその華奢な背中を抱きしめる。
「きゃっ!?」
心菜は驚き振り返る。
「蓮さん…驚かさないで。」
心菜はフーッと息を吐く。
「心菜が俺を放って居なくなるから悪いんだろ。」
フワッと抱き上げ今度こそベッドにと、連れて行く。
「もう、準備は出来ましたか、お嬢様?」
優しく寝かして組み敷きながらそう言うと、
こくんと頷き、自らガウンの紐を解く。
今度は何故か積極的だなと彼女の顔をジッと見つめる。
どうしたんだ?と目で伝える。
「絶対、入って来ないで。」
ドア越しに顔だけ覗かせて念押しされる。
はぁ。大人しく待つしか無い…。
俺は寝室を出て、ダイニングテーブルに置かれた飲みかけのシャンパンを、グイッと飲み干す。
ネクタイを外して窓からの夜景をぼんやりと見下ろす。
しばらくそうしていると、ガチャっとドアが開き心菜がガウンを羽織って出て来た。
「あれ?」
寝室に行ったら俺がいないから若干慌てた声を出している。
俺はゆっくり背後から近付きぎゅっとその華奢な背中を抱きしめる。
「きゃっ!?」
心菜は驚き振り返る。
「蓮さん…驚かさないで。」
心菜はフーッと息を吐く。
「心菜が俺を放って居なくなるから悪いんだろ。」
フワッと抱き上げ今度こそベッドにと、連れて行く。
「もう、準備は出来ましたか、お嬢様?」
優しく寝かして組み敷きながらそう言うと、
こくんと頷き、自らガウンの紐を解く。
今度は何故か積極的だなと彼女の顔をジッと見つめる。
どうしたんだ?と目で伝える。