誰にも言えない秘密の恋をしました (君にこの唄を捧ぐ)
「高山先輩〜聞いてくれますかぁ。」
1時間後、
心菜も初めて酔うという感覚を覚える。
ふわふわして良い気分だ。
このまま、全部話して楽になったら幸せかも。なんて思えてきて、ついに高山に話し出す。
「私、どうしても忘れられない人がいまして。忘れなきゃって思えば思うほど苦しくなっちゃって…どうすれば良いんでしょうか?」
「ここちゃん。その人の事が好きなんだね!良いなぁ。そう言う甘酸っぱい思い。私もしたいなぁー恋。」
「そんな、恋なんてとんでもないです。そんな…おこがましい…。観てるだけで充分満足です。」
心菜の本心だ。
蓮に恋心なんて抱いちゃいけない。
あの人は雲の上の人なんだから、誰のものでも無いし、誰のものにもなり得ない。
「ここちゃん。
そんな事言ってたらぁ一生恋愛出来ないよー。恋する季節なんてあっという間にすぎちゃうんだからぁ。気が付いたら時にはおばあちゃんだよ。」
「そんなぁ…私はどうしたら…。」
蓮に向けての気持ちが恋だと言うのならば、私はあの人以上に思える人なんて出来るのだろうか。
1時間後、
心菜も初めて酔うという感覚を覚える。
ふわふわして良い気分だ。
このまま、全部話して楽になったら幸せかも。なんて思えてきて、ついに高山に話し出す。
「私、どうしても忘れられない人がいまして。忘れなきゃって思えば思うほど苦しくなっちゃって…どうすれば良いんでしょうか?」
「ここちゃん。その人の事が好きなんだね!良いなぁ。そう言う甘酸っぱい思い。私もしたいなぁー恋。」
「そんな、恋なんてとんでもないです。そんな…おこがましい…。観てるだけで充分満足です。」
心菜の本心だ。
蓮に恋心なんて抱いちゃいけない。
あの人は雲の上の人なんだから、誰のものでも無いし、誰のものにもなり得ない。
「ここちゃん。
そんな事言ってたらぁ一生恋愛出来ないよー。恋する季節なんてあっという間にすぎちゃうんだからぁ。気が付いたら時にはおばあちゃんだよ。」
「そんなぁ…私はどうしたら…。」
蓮に向けての気持ちが恋だと言うのならば、私はあの人以上に思える人なんて出来るのだろうか。