誰にも言えない秘密の恋をしました (君にこの唄を捧ぐ)
5分、いや10分くらいだろうか…
そんな蓮をこっそり後ろから見ていると、不意にピアノを弾く蓮の手が止まり、振り返って来るから心菜はビクッと驚く。
「近いな。」
そう言って蓮が嬉しそうにフッと笑う。
「あっ…ごめんなさい。」
サッと心菜が後ろに身を退こうとする。
その手をすかさず蓮が掴み、ベンチ式のピアノ椅子の隣に座らせる。
「えっ…。」
と、心菜は驚く。
蓮はそんな心菜に、構う事無くピアノを弾き始める。
最近、リリースしたばかりの新曲『Another would』を、しかも歌付きで…。
心菜はどうしようも無く、ドキドキと心臓が脈打つのを感じる。
目の前で蓮の歌を聴く。
そんなあり得ない出来事に、感動して感無量になって、自然と涙が出てしまう。
最後まで弾き終えた蓮が心菜に目を向ける。
パチパチと拍手をしながら、ポロポロ泣く心菜に、蓮はどうするべきか分からず、おもむろに手を差し伸べて、流れ出る涙を親指で拭う。
「ご、ごめんなさい…感動…しちゃって……。」
ヒックヒックと嗚咽を漏らしながら、それでも一生懸命話そうとする心菜が愛おしくて、
蓮は抱きしめたい衝動に駆られる。
そんな蓮をこっそり後ろから見ていると、不意にピアノを弾く蓮の手が止まり、振り返って来るから心菜はビクッと驚く。
「近いな。」
そう言って蓮が嬉しそうにフッと笑う。
「あっ…ごめんなさい。」
サッと心菜が後ろに身を退こうとする。
その手をすかさず蓮が掴み、ベンチ式のピアノ椅子の隣に座らせる。
「えっ…。」
と、心菜は驚く。
蓮はそんな心菜に、構う事無くピアノを弾き始める。
最近、リリースしたばかりの新曲『Another would』を、しかも歌付きで…。
心菜はどうしようも無く、ドキドキと心臓が脈打つのを感じる。
目の前で蓮の歌を聴く。
そんなあり得ない出来事に、感動して感無量になって、自然と涙が出てしまう。
最後まで弾き終えた蓮が心菜に目を向ける。
パチパチと拍手をしながら、ポロポロ泣く心菜に、蓮はどうするべきか分からず、おもむろに手を差し伸べて、流れ出る涙を親指で拭う。
「ご、ごめんなさい…感動…しちゃって……。」
ヒックヒックと嗚咽を漏らしながら、それでも一生懸命話そうとする心菜が愛おしくて、
蓮は抱きしめたい衝動に駆られる。