愛が重くて甘い先輩。
第2章
どうしました?先輩!
「おーーーきーーーろーーー」
「………ん、ぅ………ぇ、…にぃ………ちゃん、」
「はい、熱測るぞー、」
「……、今何時っ!?ここどこっ!?」
「いや混乱しすぎ、莉子の部屋だよ。」
「え………えっと…ぉ?」
「今はー、もうそろ午後の7時だなー」
「も、もうそんなに……?私めっちゃ寝てたじゃんっ……てか、どうやって私帰ってきたの?」
お兄ちゃんに質問攻めをし、わからない空欄のままの時間を埋める。
「あー、羽瀬来が運んできて…「う、うそぉ……、
わたしなんでおきなかったのぉぉ……、すっごい失礼なことしちゃったよぉ………、」
「あ、それだけど……「うぅ……、ごめんなさい…先輩………」
「勝手に話進めんな!それと…「俺ならここにいるけど、」