*R I S A*
1章 彼女

1*空白の席















「ナツキ君は、彼女いるの??」




「鷹津ってどこ中から来たの??」





転入初日。



俺に投げかけられたのは、



そんな言葉ばかりだった。








<<鷹津 那月 タカツ ナツキ>>




俺の名前。




”鷹津”は自分でも格好いいから好き。




でも”那月”は女っぽいから嫌い。












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