才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ

「こんにちわー」


「ただいま」



出されていたスリッパを凛華は履いてリビングに入る。


「お願いします」


「いらっしゃい、おかえり響」



「今日さ、終わったら先輩とメシに行く」



「わかった、終わったら呼ぶね」



響は自分の部屋に入り着替えた。



部活動紹介で先輩達が可愛い子が多い部活がいいなぁと思って決めた弓道部。



俺の母親は家でリンパマッサージを職にしていた。




俺の家はリビングを通らないと二階に上がれないため、たまに飲み物を取りに下りた時にお客さんとバッタリ顔を合わす時がある。



そのために俺の部屋にはでかいテレビを用意してくれている。



そこでお客さんで来ていた凛華先輩とバッタリ会ったのだ。



そこから凛華先輩と話すようになった。



誰も知らない俺達だけの秘密……



先輩は愛菜先輩にもリンパマッサージに定期的に通ってる事は話してないと言っていたんだ。




降りる駅も一緒だったから俺は先輩と帰るようになった。



部活終わりにはちゃんと家まで送る。



凛華先輩は超可愛い、大抵いつもポニーテールをしているがはっきり言って凛華先輩のうなじを見るだけで興奮する。



口唇もいつもぷるぷるしていてキスもしてぇって思うけどそこは嫌われないように我慢している。



隣の部屋でほぼ裸でいるのもヤバいけど我慢。



付き合いたいと一度言ったんだけど、今は誰とも付き合う気がないと言われた。



俺の事が嫌いでとかじゃないと話してくれた。
< 119 / 274 >

この作品をシェア

pagetop