才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
二人きり
出来た〜と愛菜とハイタッチをした。
いただきますと食べ始める。
カリっと唐揚げのいい音がする。
「熱っ、美味し!」
「うん、揚げたて上手いな」
「この鶏肉と大根の煮物も美味しい~」
「これは簡単に作れるよ」
「甘めの味付けで美味しい」
「愛菜はさ、一人での食事は寂しくはない?」
「うーん、慣れたかな、自分で作らなきゃってのがないからまだいいかも、ご飯作る時間があったら練習したいって今は思うかな」
「そうか、僕が作ってあげたい(笑)」
「ありがと!」
ご飯を食べ終えるとケーキをカットした。
「余ったら持って帰って明日食べてもいいからな」
「え?由依ちゃんとかに置いておかないと、あっ全国か」
「うん、明後日帰る予定だからそこまでは置いておけないな、だから……」
「もう少ししたら私がまた食べる(笑)」
そうだった、りっくんは今日一人なんだ…
私も一人だけど泊まるってなったら迷惑だよね、泊まるっていうとその…HがOKと思われるし……
泊まる準備もしてきてない……
でももっとりっくんと居たいな~
「愛菜、何ぼーっとしてる?フォークくわえたまんまだよ(笑)」
「あ、ごめんなさい」
「まあ、可愛いけどさ(笑)」
愛菜は一度ご馳走さまをした。
理久斗は二階からアクセサリーを持って降りた。
もうばれちゃったから好きなの選んでと全部持ってきてくれた。
「いいの?」
「もちろん、でも最初の方とか、繋ぐ所とか雑になってるからよく見て選んで」
理久斗はテーブルに並べてくれた。