才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
先輩て言わないでね
よし!終了~
「ふぅ…」
まあ帰る前に少し片付けたからそこまでのゴミもなかったな。
風呂場のドアをゆっくり開けると顔を出した。
あれ?先輩寝てる?
床に座ってたのに頭がベッドにある。
響はそっと近づいた。
髪の毛食べてるし…
顔にかかっている髪の毛を後ろに持っていく。
「やっべ、可愛いし…」
響はベッドにゆっくり座って凛華を見ていた。
朝早かったしあれだけはしゃいだから疲れただろうな…
俺も眠いけど2人して寝て最終逃すわけにはいかないし…
メシどうしよ……気持ちよく寝てるしな…
響はベッドから降りてストンと隣に座った。
肘をベッドにつけて肘枕をして凛華を眺める。
「可愛い…ずっと見てられるし」
髪を向こう側に寄せてみる。
「エロいし、オフショルはダメだよな~……触りてぇ」
「……どこを?」
凛華の目がゆっくり開いた。
「ごめんなさい…独り言です」
「何よ、どこを?って聞いただけじゃない」
「いや、言ったら触らしてくれるんすか?」
「それは場所によるかな~」
「ダメっすよ」
「怒らないから一つだけ言ってみて?」
「先輩に嫌われたくないし、こんな楽しかった日に失恋したくない……」
「私に魅力はないのかな?」