才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
「凛ちゃんが一番可愛いんで大丈夫です(笑)」
「調子いいんだから」
「俺、理久斗先輩を尊敬してるんでちょっと心配です、今日の顔色も悪くてクマも出来てて…愛菜先輩とうまくいってないのかなって…」
「何で愛菜とうまくいってないと思うの?関係ないかもしれないじゃない」
「理久斗先輩って道場入ると変わるんすよ」
そういわれたら……相馬くんは休憩時間に愛菜の事をよく見てたんで私も気づいたんだったわ
「部室とかでは超暗くて、先輩とかも彼女とケンカでもしたのかって言ってるくらいなんで、前に休んでた時とかもすげぇつまらなそうでした、めっちゃわかりやすいすね、だから何か年下から言うのも変ですけど頑張れって思います、だって愛菜先輩て卒業したら多分プロになりますよね、遠距離になるじゃないですか」
凛華は響を見た。
「何で響が愛菜の事知ってるの?私だって最近知ったのに」
「俺の親父、ゴルフがめっちゃ好きで雑誌見せられてましたもん、この県からプロが誕生するぞって、でも学園にいたんで何かあるのかと黙ってたんです」
「響も回り見えてんね(笑)」
「わっ、誉められた、お礼はキスで…」
「後でね」
やった!と喜んでいた。
今日は響の家でマッサージの予約を取っているから響の家に向かった。