才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
「ただいま、あ、まだお客さんいるや」
お邪魔しますと凛華は小声で上がらせてもらった。
「俺の部屋で待つ?」
「うん」
部屋に入るとさっきのご褒美といって凛ちゃんからキスをくれた。
「不意打ちずるいよ、凛ちゃん」
「ドキドキした?」
「した……もっかいしたい」と言って響は凛華とベッドに座った。
「んっ…」
キスをしながら凛華のウエストに手を回した。
「だめだよ、キスだけ」
「制服越しでいいから触りたい」
「それならいいよ」と目を瞑ってくれてキスを落とす。
部屋の外からはお客さんが帰っていく声が聞こえた。
「はい、おしまい」
「今日、何分コース?」
「今年最後だから90分にしてるよ」
「長いなぁ、やべ、想像しそう」
「我慢しててね(笑)じゃあ行ってくる」
可愛いすぎる、凛ちゃん!
響は積んである雑誌を見た。
凛ちゃんの身体、グラビアの子より細かったし、愛菜先輩よりは胸はないのは制服見ればわかるけど身体が小さい割に胸もそこそこだしウエストはマジで細くてくびれが凄かった。
俺も鍛えよっと…
「響、終わったよ」
「え、あっ」
雑誌を持った凛華が立っていた。
寝てた…
「こんなの読むの?」
「あ…まぁ、漫画もあるから」
「ふーん、男子ってこんなの読むんだね」
凛華は座って雑誌をめくりだした。
「凛ちゃん、送るよ」
「うん」
なるべくみせたくなくて早々に声をかけた。