才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ

凛華の部屋に案内された。


「やっぱり広いすね」


「上にレールがあるでしょ」



「ほんとだ、じゃあ二部屋分なんだ」



「うん、お姉ちゃんが家を出たから私がこの部屋を使ってるの」



「すげー、凛ちゃんの部屋って感じがする」



「イメージにあってる?」



「合ってる!凛ちゃんて感性がいいと思う」



「嬉しいわ(笑)愛菜の家の方が凄いわよ」



「え、見てみたい」



「今度お宅訪問しよっかね」



「お願いします、あの、お姉さんが年末年始帰ってきたら遊べないんすか?」



「大丈夫だと思うわよ、お正月はちょっと無理かもだけど年末は特に予定はないかな、響は?」




「俺も姉ちゃんが怪我してるからどこもいかないと思います」



そういえば今日はお姉さんいなかったねと聞かれたが、例の彼氏が来てくれて遊びに……



実は姉ちゃんが怪我をして部屋に行ったときに片付けていたらゴムを見つけていて、遊園地の日は事なきを得たのだ。



凛ちゃんのエロスイッチが入ってたからどうしようと焦ったけど思い出してよかったのだった。



「着替えてもいい?」



「あ、いいすよ、じゃあ廊下に出てるんで」



響はドアを開けて部屋を出た。



凛華は制服を脱いだ。



まっ、部屋に入って2人になってもすぐしようとしないのが響らしいわね、ふふっ……


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