才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ

由依が部屋に上がると理久斗はソファに寝そべった。


寝不足の理久斗はソファでそのまま寝てしまっていた。



夕方理久斗の部屋から出てきた咲優はソファで寝ている理久斗を見つけた。



「理久斗……」



咲優は二階から咲優用に用意してくれている毛布を持っておりて理久斗にかけた。



「ごめんね、甘えてばっかで、もう少し…もう少し時間が欲しい……」



理久斗のおでこに軽いキスをしてバイトにでかけた。







「遅い!愛菜の方が先についてるはずだろ、どこいってたんだよ」



愛菜が帰ると光流くんが話しかけてくる。



「どこも行ってないし、もううるさいなぁ」



「あの男は何だよ、ひょろっと弱そうなタイプ」




「ひょろっとって背が高いからでしょ?羨ましいだけじゃん」



「うるさい、身長の事は言うなよ」



光流くんは身長はそこまで高くなく167センチと小柄だった。



もちろんゴルフはしてるから身体はがっちりとしている。



「何だ、賑やかだな」



「お兄ちゃん!何で光流くんが参加なのよ」


「まあまあ、ちょうど部活もないし、勉強の為だ」


「お兄ちゃんが迎えに来ると思ってたのに…」



「光流が愛菜の学校が見たいって言うから頼んだんだよ、なのに一緒に帰ってきてないってどういう事だ?」

< 231 / 274 >

この作品をシェア

pagetop