才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
大会

総体の日がやってきた。


男子は打倒K高校を目標に頑張ってきて見事地区優勝を決めた。


女子は三位に入賞できた。



先生は大喜びでみんなを夜に焼き肉をご馳走してくれる事になった。




大会会場で解散になると凛華の親は響を乗せて帰り、愛菜は初めて見にきてくれた母親と一緒に帰った。



愛菜のお母さんに挨拶をしたかったが駐車場にすでに行っていて挨拶は出来なかった。




理久斗はいつも通りバスで家に帰った。



理久斗の両親は県大会には見に行くと今日は由依の遠征に行っている。



響は坂下さんの親と仲が良さそうだったな、ご飯もよく食べていると、この間聞いた。




付き合っていることは何で言わないのかとも聞いてみたが、部活を引退してからか、卒業するまでか、また話し合うと響からは聞いた。



多分、部長が坂下さんの事を好きなのを響も知っているからだろう……



一応先輩に気を遣っているのかわからないが、坂下さんが気づいているのかわからないけども、響も言わないと言っていたし、人の気持ちを勝手にいうわけにはいかないしな。



響は僕だけに付き合っていることを言うと伝えてくれたからな、男の約束だ。



疲れた……



シャワーでも浴びようと一階に降りるとインターフォンが鳴った。



画面を見ると愛菜が立っていた。



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