才色兼備で高嶺の花の彼女を溺愛したいんだ
理久斗は頭を撫でると優しいキスをくれた。
その後は大好きなはむはむのキスをくれてりっくんの胸に頭をあずけた。
前にはむはむのキスをしたらその先が我慢できなくなると言っていたけど、この前の時にキスも考えようと学んだと言ってくれた。
無理に繋がる事を考えなくていいから…
ちゃんと一度繋がったのは間違いないからと私が心配していることを言ってくれた。
愛菜が繋がりたいと思うなら言ってくれたらいいからと理久斗は言った。
愛菜は夏にプロテストを受けることを話した。
結果は冬になるから合格したら繋がろうねと言った。
「でもキスとハグはたくさんしようね」
愛菜は笑ってそう言った。
次の日理久斗は響にゴムを返した。
「え?使わなかったんすか?ダメな日だったとか?」
「ううん、元々そういう気はなかったし、愛菜はこれからプロテストの準備に入るから僕が落ち着いてからでいいと言ったんだ」
「プロかー、愛菜先輩カッコいいすね(笑)」
「だろ?(笑)」
理久斗は地方大会に出場したが惜しくもインターハイの切符は掴めなかった。
それからはまた学校からは一緒に帰れるようになった。
「りっくん、誕生日おめでとう」
学校近くのコンビニのイートインで去年と同じようにケーキを食べた。
「懐かしいな、今日で一年記念日だ」
「そうだね、七夕の日なんて忘れないよね(笑)」