泣きっ面に恋々!─泣き虫な身代わり花嫁と、泣き顔フェチな純真王子の恋々な結婚事情─

いつの間にか広場に集まった大人たちがジオの周りに集まってきた。


見知らぬおじさんとジオがハイタッチしているのをステラは遠目に眺めていた。魔法ってすごい。


「透明な盾魔法ってことか?」

「透明な盾魔法もできるけど。これは特殊な封印かな?『消えた消えた』って見えなくなるだけじゃなくて、完全に触れられない。



あるけど、ない状態なんだよ」


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