泣きっ面に恋々!─泣き虫な身代わり花嫁と、泣き顔フェチな純真王子の恋々な結婚事情─
「いえ、その、痛くないです。びっくりしただけで。気持ちいいです」
「そ、そっか?!それは……良かった」
ジオはあの時「もうレオさんったらえっち!」と恥じらった母親の意味がわかってしまった。
足裏への刺激は思わぬ声が漏れることがあるのだ。
(これ止めた方がいいんじゃ?!俺が持たない気がする!!)
ステラの意図せぬ甘い声を聞いてしまって、理性では止めるべしと結論が出ていた。
だが、ステラの細くて小さい足に触れた無骨な男の手は止まらず、ステラの滑らかな足の裏を押して滑っていた。
「ッ、ぁ」