泣きっ面に恋々!─泣き虫な身代わり花嫁と、泣き顔フェチな純真王子の恋々な結婚事情─



ステラが目を開けて周りを見渡すと、上も下もすべてが吸い込まれるような星で満ちていた。


青々湖の真ん中、水面の上に立つと、見上げた空には満天の星。


足元には、水面に映った無数の星が瞬いた。


ステラは星に囲まれた空間に魅了され、息も忘れた。


< 341 / 480 >

この作品をシェア

pagetop