推しとは結婚できません!
奏多「いや、ファンのみんなが見てんのは純粋なカナトクンだから。それに小春ちゃん以外の女に興味ないし、彼女もできたことないよ?」
小春「ふぇぇぇっ……一体、私が何をしたって言うんですか……!!」
奏多「教えて欲しい?」
小春「は、はい」
奏多「じゃあ、後でごほーびちょうだいね?」
ニヤッと微笑んだ奏多にまた心を打たれながら小春はどうにか気絶せずに耐えて、奏多の話を真剣に聞く体制に入った。
奏多「僕、中学生の時めちゃくちゃ暗かったんだ」
小春「奏多さんが……!?」
奏多「うん、勉強ばっかで何にも取り柄なかったし、友達も全然いなかった。そんな中、声をかけてくれたのが君だよ」
小春「わ、私が……?」
もくもくもくと吹き出しが出てきて、小春が過去を思い出そうとする。
小春(そういえば、そんなこともあったな。)
奏多「きっと僕たち運命だと思ったんだ……!!帰り道、声をかけてきてくれた時はどれだけ嬉しかったかとか」
小春「あ、あ〜……そ、そうだったんですねぇ〜」
何かを誤魔化すように喋り出した小春。
不審に思いつつも、今彼女と一緒にいることが嬉しくてたまらない奏多は会話を続ける。
小春「ふぇぇぇっ……一体、私が何をしたって言うんですか……!!」
奏多「教えて欲しい?」
小春「は、はい」
奏多「じゃあ、後でごほーびちょうだいね?」
ニヤッと微笑んだ奏多にまた心を打たれながら小春はどうにか気絶せずに耐えて、奏多の話を真剣に聞く体制に入った。
奏多「僕、中学生の時めちゃくちゃ暗かったんだ」
小春「奏多さんが……!?」
奏多「うん、勉強ばっかで何にも取り柄なかったし、友達も全然いなかった。そんな中、声をかけてくれたのが君だよ」
小春「わ、私が……?」
もくもくもくと吹き出しが出てきて、小春が過去を思い出そうとする。
小春(そういえば、そんなこともあったな。)
奏多「きっと僕たち運命だと思ったんだ……!!帰り道、声をかけてきてくれた時はどれだけ嬉しかったかとか」
小春「あ、あ〜……そ、そうだったんですねぇ〜」
何かを誤魔化すように喋り出した小春。
不審に思いつつも、今彼女と一緒にいることが嬉しくてたまらない奏多は会話を続ける。