推しとは結婚できません!
奏多「小春ちゃん、一緒に帰ろう?」

小春「ひゃっ!ひゃい……!!」

奏多「あはは、可愛い声」

小春「いやいやっ……!可愛くてお尊いイケボはそちら様で……!!」

由美「小春オタクしすぎ。せっかくのチャンスなんだしもっとお淑やかに行きなよ」

葵「そうそう!推しに好きになってもらわなきゃ!ファイト!」

小春「ゆ、夢の中でも2人とも応援してくれるだなんて……ありがとう!」

由美・葵(夢の中?)

由美(もしかして小春……)

葵(夢だと思ってる……!?)


その瞬間、ヒヤーッとし出す2人。


奏多「じゃあ行こっか、小春ちゃん」

小春「は、はい……!!」

奏多「手、繋ごう?」

小春「いいんですか!?いくら夢とはいえ、推しの手に触れるだなんて恐れ多い……だけど、触りたいっ……」

由美(こりゃ完全にダメだ)


モブたちがザワザワする。

女子A(う、羨ましい……!!ってか夢?これ現実のはずだよね?)

女子B(私だってカナトくん推しなのに!!どういうことよ!!)


奏多「素直に触れて?これからずーっと、一緒にいるんだから」

小春「っ……!!は、はい……!!」

小春(ひやー!もう最高何これ……)


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