"愛してる"は蝶よりも花よりもずっと脆い。
馨 side
「も…苦し…」
「悪いけど、やめてあげられない」
快感から逃れるように愛はシーツを掴んで、じたばたする。
そんな姿も可愛くて、俺は手を緩めるどころか更に意地悪をしてしまう。
「馨さん、もう無理ッ…」
「あはっ、可愛いね愛。でもごめんね、俺も余裕ないから頑張ってね」
俺の声が届いているのかいないのか、ただ喘ぐことしかできていない愛。
本人は多分気づいてないけど、自分で腰揺らしちゃってすごく可愛い。
「やだっ、もうイケない…」
「俺も、そろそろイきそ…」
そう言って少しだけ腰を動かすスピードを早めると、嬉しそうに鳴いてくれるから困る。
「あーやばい、愛愛してるよ」
「馨さん、私も愛してる…」
そう言い合って口付けをしてから、お互い果てた。
っていうか、"馨さん、愛してる"って言ってたよね?
そんなこと言われたら、俺めっちゃ期待しちゃうんですけど。
酔ってたからなんて言い訳は絶対させないし、シラフの状態でも言わせたい。
そんなことを考えていたらまたえっちな気分になってきて、そっと愛の頭を撫でる。
俺は自分が思ってるよりもずっと愛に惚れてるし、これから先手放すことはないと思う。
もし他の誰かがいいって言われたら嫉妬で狂っちゃうだろうし、絶対渡さないって言うと思うし。
そのくらい惚れてんのに、愛は全く気づいていないのがまた面白い。
時間を忘れてお互いを求め合い、気がつけば夜が明けていた。
「馨さん…さすがに眠い…」
「無理させすぎたね。少し休もう」
「どこ行くんですか…?」
「1人の方が休めるかなと思ったんだけど…隣にいた方がいい?」
「も…苦し…」
「悪いけど、やめてあげられない」
快感から逃れるように愛はシーツを掴んで、じたばたする。
そんな姿も可愛くて、俺は手を緩めるどころか更に意地悪をしてしまう。
「馨さん、もう無理ッ…」
「あはっ、可愛いね愛。でもごめんね、俺も余裕ないから頑張ってね」
俺の声が届いているのかいないのか、ただ喘ぐことしかできていない愛。
本人は多分気づいてないけど、自分で腰揺らしちゃってすごく可愛い。
「やだっ、もうイケない…」
「俺も、そろそろイきそ…」
そう言って少しだけ腰を動かすスピードを早めると、嬉しそうに鳴いてくれるから困る。
「あーやばい、愛愛してるよ」
「馨さん、私も愛してる…」
そう言い合って口付けをしてから、お互い果てた。
っていうか、"馨さん、愛してる"って言ってたよね?
そんなこと言われたら、俺めっちゃ期待しちゃうんですけど。
酔ってたからなんて言い訳は絶対させないし、シラフの状態でも言わせたい。
そんなことを考えていたらまたえっちな気分になってきて、そっと愛の頭を撫でる。
俺は自分が思ってるよりもずっと愛に惚れてるし、これから先手放すことはないと思う。
もし他の誰かがいいって言われたら嫉妬で狂っちゃうだろうし、絶対渡さないって言うと思うし。
そのくらい惚れてんのに、愛は全く気づいていないのがまた面白い。
時間を忘れてお互いを求め合い、気がつけば夜が明けていた。
「馨さん…さすがに眠い…」
「無理させすぎたね。少し休もう」
「どこ行くんですか…?」
「1人の方が休めるかなと思ったんだけど…隣にいた方がいい?」