猫をかぶった完璧イケメンくんが、裏で危険に溺愛してくる。
指を絡められて、両手をしっかりつながれて。
柚和くんが動くと、ベッドが軋む音がする。
「優しく触れるから……先輩の甘い声聞かせて」
首筋にチュッとキスが落ちてきた。
それが何度も繰り返されて。
「身体すごく反応してる」
「んっ……ぅ」
熱でクラクラしてるのに、柚和くんに与えられる刺激でさらにクラクラ。
「……首にキスされるの好き?」
「ぅ……ぁ、わか……んない……っ」
身体の奥がジンジン熱くて、頭の芯までぜんぶ溶けちゃいそうなくらい……甘い。
「……このまま少し噛ませて」
「ん……んんっ」
舌でツーッと首筋を舐められて、それだけで腰が勝手に動いちゃう。
声だって抑えたいのに、抑えられない。
息もどんどん荒くなるばかり。