星愛空~届かなかった手紙~

破かれた絆。






ピピピピピ…
ピピピピピピピピ……………


カーテンから差し込む眩しい光。

「ん…もう朝~………?!?!」

別あの日の夢を見てしまった。
私達はー…別れることになってしまった。


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「………別れよう。」
「……うん…そっちの方が…
 お互いにいいのかもしれないよねー…。」
「ごめんな…
 俺のせいで華波を傷つけてしまってー…。」
「違う…それは私の方。
 私がこんなに弱いからー…言い返せなくて…」

涙は止まらず流れ続けた。

「なぁ…俺のこと一回でも好きになってくれた?!」
「……うん。大好きだったよ。」

「…………ありがとう…。」



こうして私達の中で糸はキレイサッパリ切れ、
私達は別々の道を歩くことになったんだー…。


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