星愛空~届かなかった手紙~
「……ねぇ華波ぃーーー………!!!!!」
私は瀬玲奈におんぶされて病院へと向かった。
ーーーーねぇ、私…もう少し、
頑張って生きてもいのかなー…。
その後、私は病院で止血をしてもらった。
ーーーーーガラガラガラッ
「大丈夫~??」
病室で瀬玲奈が泣きそうになりながら言う。
「大丈夫…。
し、心配かけてゴメンねッ!!!!」
私は白い包帯につつまれた腕を見た。
あぁ、私はなんてとしたんだろ…。
気が動転しすぎて覚えてないー…。
ーーーーーーーーーーガラガラッ
私達の話を途切れさせるように、
いきなりと言う程に大きな音をたてて、
病室のドアが開いた。
…私の病室に入ってきたのはー…
「……………お母さん?…」
…お母さん、お母さんお母さん?!?!!
え?…私は何度も目を疑った。