星愛空~届かなかった手紙~
「私も…ごめんね!華波ちゃんの病気って一緒に居るだけでうつるのかと思って…」
「あたしも本当にごめんなさい…!!」
「華波チャン本当にごめんね!!嫌がらせしたのもウチなの!!ごめんねー…」
次々と椅子から立ち上がって私の元へと駆け寄ってくる。
ーーーあぁ、私、別に嫌われてなんかなかったんだねー…良かった。
「……みんなぁ…!!」
私も涙を拭いながらみんなと抱き合った。
ーまるでドラマのようにー…。
…でも一人、仲直りしていな人がいたんだ。
「あれ?織香は??」
「本当だー…さっきまでいたのにいないね。」