星愛空~届かなかった手紙~


「ハロ~~!!!」
「オイ!うるさいぞ!!」

私の部屋には葵衣と圭人君が入ってきた。

私達はもうすっかり仲良くなった。
違う寮だとは言え、同じ学校だった。

だから廊下ですれ違うことも何度かあった。


そして寮長に図書館に行くと嘘をつき、
葵衣と圭人と三人でゲームセンターに行ったりして、この2ヶ月という短期間で打ち解けられるようになった。

…もちろんフレンドリーな二人のおかげなのかも知れない。


「どしたん~?!」
私は廊下に誰もいないかチェックしてから
二人を部屋入れて問いかけた。

「…つかさぁー~
華波チン関西弁なまってきとるでぇぇぇぇ!!!」


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