星愛空~届かなかった手紙~
夜は開け、また朝が来るー…。
太陽が出てまた雲がかかるー…。
何故か新しく変わりたい気がするー…。
言葉では言い表せないくらいにー…。
私はいつも通り学校へ向かって歩いていたー…。
その時ー…。
「おーーーい華波~!!」
私は自分のことだと自覚をし、後ろに振り返った。
「さっきから呼んでんのにひどいやん!!」
私を追ってきたのは合コンでしつこく(?!)
私に話しかけてきた 雄樹 ってヤツだった。
「…。」
「なぁ聞いていい?………
華波ってさ…なんで関東弁なん?」
…………雄樹は私の顔を覗き込んでくる。
「ほっといてよ。」
いくら爽やかでもしつこくきかれるとうざったくなってしまうもんだー…。