星愛空~届かなかった手紙~




私の家は山近くの学校と違って
遠いところにあるいわゆる都会。


私は間に合うように一本速い電車に乗った。


そのとき…。

ーーーーーーーーーーーークラッ
「あわッ!!!!」
私は電車に乗った瞬間バランスをくずし
こけてしまった。

………………うわぁ~恥ずかし…。

私は何回も続く目眩<めまい>に
全然気づいていなかったー…。



だからー…。
だからあんなことになったんだ…。

私があのとき不信に思えばー…。



あんなことにはならなかったのかもしれない。



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