星愛空~届かなかった手紙~
…私のこと愛してないの?
…私のこと幸せにするならこんなことやらないハズでしょ……………?!
「私……ッ!!!!
病気なの!!!!!!ッ」
私はそう叫んだ。
その瞬間、部屋中が静まり返った。
「一生治らない………病気……。」
雄樹の手には力がなくなって、
私の手は雄樹の手から落ちた。
私はただ、ぐしゃぐしゃ
になったシーツを見つめる。
「だからー…こんなことしてー…
赤ちゃんとかできてもー…
産むことなんてー…私にはできないの!!!……」
ヤバいー…泣きそう。
こんなこと言って呆れるよね……?!
……いいの。それで。
もうー…いいんだよーーー………。