星愛空~届かなかった手紙~



私はスキップをやめ、ゆっくり歩くことにした。

そして歩くこと15分。

「ついた~」
懐かしくなるほど、
どこも変わっていない我が家。

ここで、1日を過ごしていた日々を思い出す。

ーーーピーンポーン………

私は玄関前のチャイムをならした。

ーーーギィッ

するといきなりドアが開いた。

出てきたのはお母さん。

ーーーーーギュッ
お母さんは何も言わず私を抱きしめた。

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